出会い体験

はじめての出会い系マッチングサイト体験

2022年11月14日

初めてこのサイトに来た人はこちらからどうぞ★↓

プロローグ

離婚して1年半。

気持ちもの整理がつき生活も落ち着いてきた頃、このままじゃいけないという気持ちが湧いてきた。

そうだわたしもう既婚者じゃないんだ。

恋愛したっていいんだ。

離婚後ずっと張り詰めていたから、そう思えたことがちょっぴり嬉しかった。

 

セックスレス11年からの解放

脇目もふらずにきた16年間。うち11年はセックスレスだ。

(文字にするとすごいな笑)

 

結婚していた間、一度も夫以外とそういうことはなかったし、ステキだなと思う人にも出会わなかった。

 

セックスレスというと、奥さんが拒否するパターンが多いみたいだが、うちの場合逆だ。

わたしがしたくないと断っていたわけではない。

 

何度か、いや何度も夫に懇願したが願いが叶うことはなく、いつの間にか抱いてほしいとお願いすることも出来なくなっていった。

 

それでも他の人に目が行かなかったのは、(元)夫を愛していたからだろう。

いつかは…そんな思いも虚しく、16年の結婚生活はある朝突然、あっけなくピリオドを打った。

 

出会いを求めて

既婚者じゃなくなった今、普通に恋愛していいんだ!

そう思うとついニヤけるくらい、ワクワクした。

 

ただもう結婚はもうしたくない。もともと向いてなかったし。

付き合うなら軽いお付き合いがいい。

ライトな関係で気が向いた時だけ会えたら。

 

しかし結婚前20代ぶりに男性と新しく出会い、そのような関係になれるのだろうか。

 

とりあえず、出会いはできるだけ日常から離れた場所がいい。

手近なところで恋人は作らない。若い頃から決めていた。

揉めたり別れた時に、周りを巻き込んだりして面倒だから。

 

出会い系マッチングサイトはどうだろうか。

恐る恐るではあるが、検索して出てきたサイトにとりあえず登録することにした。

 

はじめてのマッチングサイト登録

プロフィールを作成し、公開する

右も左もわからないまま、初めて登録したマッチングサイト。

アカウントを作り、早速プロフィールを記入する。

 

もちろん本名ではなく、ニックネームで。

プロフィールは、何をどこまで書けばいいんだろう…

何せ初めてのことばかりで、よくわからない。

 

うらら
40代女性
離婚して1年半
もう結婚は求めていません
既婚者お断り。不倫はしません。

 

希望する相手
同世代の男性
近隣県の方
好みのタイプは背の高い人
引き出しの多い知的な人

 

とりあえず、簡単にプロフィールらしきものを埋めた。

 

完了。

プロフ公開、ポチ。ドキドキ…

 

「入れ食い」ってこういうこと?!

プロフィールを公開してほとなく、次から次へと男性会員から怒涛のアプローチがくる。

???!!!

なにこれ。マッチングサイト、すごい。

 

後から知るが、どのマッチングサイト、アプリも女性会員は「入れ食い」状態らしい。

それが、わたしのような「おばさん」でも。

自分が求めている相手から来るかはともかく、すごい勢いでメッセージが来た。

 

一つずつ内容とプロフィールを確認する。

とても端的に、
「はじめまして。よかったらお話ししませんか?」

という人から

詳しいプロフィール情報と、丁寧なお誘い文を書いてくる人まで。

 

メッセージだけでも、なんとなく人柄がうかがえるものね。

 

中には

「ホベツ2万でどうですか?」

というメッセージまで。

 

「ホベツ?」「2万?」

なんの暗号???

 

調べたら…

「ホテル代別で2万円払うからセックスしよう」という意味だった。
(何も知らなかったな、あの頃のわたし…。純粋無垢だった笑)

 

ほんと色んな人がいるもんだ。

 

もちろんブロック。

 

 

とりあえず、とりあえず…

正直、もう重い関係は求めていない。

隙間時間を埋めてくれる、ライトな関係でいい。

 

なんなら、一度きりの関係でも構わない。

 

いや、その方がいいかもね。後腐れないし。

 

とりあえず、11年のレスから卒業しなくちゃ。

いや離婚後1年半だから1年半だから12年以上?

干支が一回りしてんじゃん笑

 

もうセカンドバージンもいいところだ。

なんなら処女膜が再生してるかもしれない。
って友だちに言ったら、蜘蛛の巣が生えてない?と笑われた。

 

笑いごとじゃなく、こんな自分でもいいと言ってくれる人がいるのだろうか。

人前に出る仕事だったので、身だしなみには気を遣っていた。

毎月美容院に行ってたし、ネイルサロンやマツエクサロンも。

 

自己肯定感は子どもの頃から高い方だし、離婚によって大きく変わったのは苗字が戻ったくらい。

ただ、セックスに関しては11年間のレスで自己効力感ダダ下がり。

 

私には、女としての魅力がない。

ほんと自信がなかった。

 

そんな自分を受け入れてくれる人。

相手選びには慎重になる。

 

だって処女を捧げるんですもの!(正確にはセカンドバージンだけど…)

 

この人にロックオン!

誰でもいいわけじゃない。

やっぱり「好み」ってあるじゃない?(贅沢!)

まず、生理的に受け付けないタイプは無理。

 

清潔感のない人
身だしなみがだらしない人
年相応の気遣いや振る舞いができない人
太り過ぎ、私より背の低い人もNG

 

とはいえ、それ以外なら誰でもってわけでもなく。

 

メッセージの感じから、なんとなく合いそうな人とやり取りを始める。

 

たくさんの人とやり取りするほど器用じゃないので、この人なら会ってもいいかな…

という人と、何度か目かのやり取りをした後、意を決して会うことにした。

 

サイトによってシステムは違うが、わたしの登録したサイトは女性会員は基本無料。

男性の会員はメッセージのやり取りも課金される。

 

そこで焦って、お金がもったいないからすぐ会いたい!というのが透けて見えるのはいただけない。

若い子ならともかく、同世代ならば、余裕を見せて欲しいもの。

心の余裕も、お金の余裕も。

 

慣れてくると、よほど気の合う人とはLINEを交換したりしたけど、初めの頃は警戒心も強かったので、サイト内でのやり取りを徹底していた。

ただ会うつもりもないのに、取りを引き延ばしても仕方ないので、タイミングの合う人から会うことになった。

 

緊張の「はじめまして」

会うと決めたものの、そりゃあ緊張しますよ。

だって、そういう感じで異性と待ち合わせるなんて、結婚する前、およそ15年ぶり?!

 

でね。

 

この先がよく覚えてないの(汗)

 

すごーく申し訳ないんだけど…

 

確か新宿で待ち合わせをして。車で拾ってもらって。

いろいろ話をして…

落ち着いた感じの人、だったと思う。

 

雰囲気は普通。

取り立てて特徴のある顔でもなく、いわゆるフツメン。

確か、自分よりも5歳くらい若かったはず。

 

ご飯を食べに行ったのかなぁ、たぶん。

とても優しい人だった気がする。

 

で、ホテルに行って…ちゃんとしました。

セカンドバージン捨てました。

 

ホテルに入ってからは、ごく断片的に覚えてる。

なにせ12年ぶりのセックス。

 

もちろんその辺の事情は会う前に伝えてあったので、とてもやさしく扱ってくれたし、終始紳士的に接してくれた。

わたしもまるで処女の乙女のように恥じらい、終わった後はなんか感極まるものが。

 

今でも彼にはとても感謝してる。

「もう女としての魅力がないんだ」と落ち込んでいたわたしに、女であること、喜びを思い出させてくれたから。

 

でもその人とは、最初で最後。それ以来会ってない。

また会いたいと言われたけど。

当分はフリーで、いろんな人との出会を楽しみたかったから。

その中で、ピンとくる人がいたら…。

 

こうして、わたしのはじめての出会い系マッチングサイト体験は無事終わり。

 

セカンドバージンを捨てたその日を境に、今まで押さえてきたものがドバーっと溢れ出し、その後マッチングサイトやマッチングアプリを通してさまざまな経験をするのです。

 

ほんとさまざまな経験を…

そのお話は、またの機会に。